2015-11-18

PowerShellでビープ音を鳴らす

完成されたソフトウェアを使用しているときに、エラーの場合や、クリックできない部分をクリックした場合等に「ピッ」とか「プッ」と音が鳴る時があります。

この音のことを「ビープ音」とか「警告音」とか言うそうです。

今回はこのビープ音をPowerShellから鳴らして、ドレミを奏でてみます。

早速スクリプトを記述します。
 [Console]::Beep(262, 500) #ド
 [Console]::Beep(294, 500) #レ
 [Console]::Beep(330, 500) #ミ
 [Console]::Beep(349, 500) #ファ
 [Console]::Beep(392, 500) #ソ
 [Console]::Beep(440, 500) #ラ
 [Console]::Beep(494, 500) #シ
 [Console]::Beep(523, 999) #ド

上記内容をコピーし、PowerShell ISEに貼り付けて、実行してみてください。
※音量に十分注意して実行してください!!

PowerShellで詳細プロパティの値を取得する

あるファイルを右クリックしプロパティを表示させると、そのファイルの情報(サイズや作成日時、更新日時など)を確認することができます。

Get-ChildItemコマンドレットを使用すれば、そのプロパティ情報を取得することができます。
$Sample = Get-ChildItem -Path "C:\PowerShell\サンプル.xlsx"

#ファイルサイズ
$Sample.Length

#更新日時
$Sample.LastWriteTime
上記以外にも、「$Sample.DirectoryName」でそのファイルが格納されているフォルダのパス、「$Sample.LastAccessTime」でアクセス日時を取得することができます。
その他については、「$Sample.」のタブ補完でご確認ください。


今回の本題はここからです。

2015-11-14

PowerShellでユーザーフォームを作る - リストビュー編 -

 PowerShellでは、ユーザーの好みに合わせて、独自にフォームを作成することができます。

今回は「PowerShellでユーザーフォームを作る - リストビュー編 -」です。

リストビューは、以前ご紹介したリストボックスとは異なり、表示方法を指定できること、詳細表示を指定すれば、サブ項目まで表示させることができます。

今回のリストビューでは、詳細表示を取り上げていきますので、予めご了承ください。

<今回の完成品>


それではスクリプトを記述します。

[PowerShell] 右クリックイベントを設定する

今回は、PowerShellで独自にフォームを作成した際、右クリックイベントを設定する方法(記述方法)についてご紹介したいと思います。

クリックイベントやダブルクリックイベントの記述方法は下記リンク先の記事をご覧ください。

  参照 → [PowerShell] イベントの記述方法



早速スクリプトを記述します。
なお、今回は該当部分のみを詳細に記述し、フォーム部分やボタン部分の記述は省略していますのでご注意ください。

2015-11-06

[PowerShell] フォームにメニューバーを付ける

PowerShellで作成したフォームにメニューバーを付ける方法をご紹介します。

メニューバーは大多数のソフトウェアで使用されています。
メモ帳でも、フォルダでも、Google Chromeでも、Excelでもです。

メニューバーを付けることによって、フォーム内に入りきれない情報や機能を盛り込むことができるようになります。

自分で作ったフォームにもメニューバーを設置して、さらに使い勝手を良くしていきましょう!!


<今回の完成品>


画像の中で「項目1」「項目2」となっている部分がメニューバーです。
それぞれの項目内には、さらに小分類を設置することができます。

それではスクリプトを記述します。

2015-11-03

PowerShellでストップウォッチを自作する

今回は、PowerShellから.NET FrameworkのStopWatchクラスとTimerクラスを使用して、オリジナルのストップウォッチを作成します。

<今回の完成品>


できるだけシンプルなものにしています。
開始ボタンを押すと測定が始まり、もう一度押すと測定を停止します。
測定を停止するとリセットボタンが押下可能となり、それを押すと経過時間をリセットします。

それではスクリプトを記述します。